□チャとティーの境目□


チャとティーの境目


主に陸路で伝わった「チャ」と大航海時代以後、オランダ経由で伝わった「ティー」という区分もあるそうです。
当初中国では薬として扱われていた茶は唐の時代に庶民も楽しめるものとなり、専売の対象にもなりました。


日本伝来は禅をもってきた栄西が最初かと言われていますが、奈良時代に既にきたという説もあります。
その場合竹取さんが知っている可能性もありますが、平安に入って和風になるに従い廃れていったそうな。
しばしば伝わっているようだが、広まったのは栄西以後。
戦国時代には武士の精神交流として広まり、江戸時代に庶民にも広がり、ついには茶の湯として定着したのでした。


いわゆる「茶道」は日本で成立し、中国に逆輸入されています。
いつもは中国の人も、日本人が緑茶をぐびぐび飲むように緑茶をぐびぐび飲んでいるようです。


中国茶は何煎も飲めるので、朝いれた茶葉を水筒に持ち歩き、職場でお湯をいれては一日かけて飲むようです。
道行く人も、透明な水筒片手にてくてく歩いている様子が伺えます。
飲み物はあまり買わないそうで、マイ水筒持参が基本のようです。
あと基本的に冷たい飲み物を飲まないので、常にあったかいお茶を飲むようですよ。


そしてイギリス人の紅茶への情熱はハンパない。
イギリスで茶葉は栽培しないけどハンパない。 


(2010/05/28)

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